過去の記事で、軽いアイソメトリクスを含んだレストポーズ法の行い方と、その具体例として以下部位の適用例を紹介しました。
大胸筋・上腕三頭筋
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:胸・上腕三頭筋編
肩(三角筋)
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:肩編
脚(2023.1.28に追記)
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:脚編
上腕三頭筋(2023.2.7に追記)
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:上腕三頭筋編
お尻
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:お尻編
本日は上腕二頭筋編です。
【広告】
復習:ISOホールド・レストポーズ法とは
レストポーズ法はご存知だと思います。使用重量を変える事なく小休息を挟んで反復限界を繰り返す行い方です。↓
ISOホールド・レストポーズ法とは、小休息で対象筋に軽いアイソメトリクスをかける(軽い血流制限をかける)レストポーズ法です。これに反復テンポコントロールも加えて実施します。
この行い方の目的は、比較的軽い重量で高い筋繊維動員を狙うこと(怪我のリスクを下げながら多くの筋繊維動員を狙う)と代謝ストレスの増加です。
比較的軽い重量であっても対象筋の筋収縮を強く感じる事ができます。ギュッと強く固まる短縮やツッパリ感が強い伸張が得られるんです。
この手法で比較的軽めの重量でも筋繊維動員の増加が期待できると考えています。
少なくとも、筋肉の収縮を感じやすいので、マインド・マッスル・コネクションによる筋繊維動員の増加は実現できていると思っています。
行なう上での注意点は、小休息中のアイソメトリクスを強くし過ぎない事です。強すぎると小休息どころか疲労して小休息直後の反復回数が減り過ぎてしまいます。
反復回数の極端な減りが無く、筋肉の血流制限も得ていくので小休息中のアイソメトリクスは軽い程度にします。
このレストポーズ法の上腕二頭筋適用例として、ISOホールドtype別で2例紹介します。
ISOホールドType①:フレーム当てスタイル
カール種目(バーベル、ダンベル、ケーブル等)実施直後、前腕回内位にした両腕をパワーラック等のフレームに当て、上腕二頭筋に軽く力を入れながらレストポーズします。
①下ろし動作
⇓
②ボトムで保持
⇓
③カール動作
⇓
①~③を限界まで繰り返す(1段階目)
⇓
フレームに両腕当て二頭筋に軽く力入れて、
30~40秒ISOホールド休息
⇓
再度、直ちに①~③を限界まで繰り返す。(2段階目)
⇓
フレームに両腕当て二頭筋に軽く力入れて、
30~40秒ISOホールド休息
⇓
再度、直ちに①~③を限界まで繰り返す。(3段階目)
⇓
1セット目終了
反復テンポ
下ろし動作:等速3秒
ボトム:2秒保持
カール動作:爆発的に力強く
可動域
下ろし動作:
肘が伸びきる手前まで。
カール動作:
肘が曲がり切る手前まで。
セット数
3~4セット。
セット間休息
2~3分。
使用重量
各セット上記反復法で反復限界12回の重量。(1段階目)
使用重量を増すタイミング
12回(1段階目)できたセットは、次回トレの同セットで1~2.5kg増量する。12回(1段階目)できなかったセットは、次回トレの同セットで同重量のまま12回(1段階目)を目指す。
レストポーズ中(小休息中)、段階的に上腕二頭筋がジンジンやジリジリしてきます。これ、上手くいっている証拠です。休息時間経過まで我慢しましょう。
ISOホールドType②:チューブBackスタイル
カール種目(バーベル、ダンベル、ケーブル等)実施直後、両腕外旋位にて体の後ろでチューブを軽く引っ張った状態を保持しながらレストポーズします。
①下ろし動作
出典:IRON WORLDチャンネル Win The Day: Hunter Labrada | BICEPS & TRICEPS
⇓
②ボトムで保持
出典:IRON WORLDチャンネル Win The Day: Hunter Labrada | BICEPS & TRICEPS
⇓
③カール動作
出典:IRON WORLDチャンネル Win The Day: Hunter Labrada | BICEPS & TRICEPS
⇓
①~③を限界まで繰り返す(1段階目)
⇓
チューブを軽く後ろで引張り、
30~40秒ISOホールド休息
⇓
再度、直ちに①~③を限界まで繰り返す。(2段階目)
⇓
チューブを軽く後ろで引張り、
30~40秒ISOホールド休息
⇓
再度、直ちに①~③を限界まで繰り返す。(3段階目)
⇓
1セット目終了
反復テンポ
下ろし動作:等速3秒
ボトム:2秒保持
カール動作:爆発的に力強く
可動域
下ろし動作:
肘が伸びきる手前まで。
カール動作:
肘が曲がり切る手前まで。
セット数
3~4セット。
セット間休息
2~3分。
使用重量
各セット上記反復法で反復限界12回の重量。(1段階目)
使用重量を増すタイミング
12回(1段階目)できたセットは、次回トレの同セットで1~2.5kg増量する。12回(1段階目)できなかったセットは、次回トレの同セットで同重量のまま12回(1段階目)を目指す。
レストポーズ中(小休息中)、段階的に上腕二頭筋がジンジンやジリジリしてきます。これ、上手くいっている証拠です。休息時間経過まで我慢しましょう。
以上です。
<胸・上腕三頭筋編>
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:胸・上腕三頭筋編
<肩編>
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:肩編
<脚編>
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:脚編
<上腕三頭筋編>
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:上腕三頭筋編
<お尻編>
続きを見る
【筋トレ】ISOホールド・レストポーズ法:お尻編
パーソナルトレーニングのお問い合わせはこちらから
札幌パーソナルトレーニングZeal-K
【広告】