皆さん、『パワーハウスジム』をご存知でしょうか?私にとってはゴールドジムと肩を並べるジムが『パワーハウスジム』なんです。
アメリカ発祥のジムであり、昔も今も世界中のビルダー達がしのぎを削ってトレーニングを行っているジムなんです。
私が好きな90年代後半のプロビルダーでいえば、ショーン・レイ、ミロス・サルシェブ、ナッサー・エルサンバティ等々、凄い顔ぶれがパワーハウスジムでトレーニングしていました。
現在もそのブランドは健在で、アメリカNYにある『Bev Francis Powerhouse Gym』はアメリカ東海岸のボディビルメッカと称されていますし、『Dave Fisher Powerhouse Gym』も有名で、トップビルダー達がトレーニングをしており、その動画が数多くyutubeにアップされています。
極最近では、あの山岸IFBBプロがアイリス・カイルIFBBプロと共同オーナーで、ラスベガスに『Powerhouse Gym Las Vegas, NV』をオープンさせました。
そんな信頼と実績のあるパワーハウスジムが2018年に日本へ上陸し、現在以下3店舗がオープンしております。
そして国内4店舗目として、この札幌に『パワーハウスジム札幌』が2021年8月14日(土)にオープンしました!
しかも、オーナー様とご縁があり、この『パワーハウスジム札幌』で私のパーソナルトレーニングをお受け頂ける事になりました。
私、昔からあのロゴが大好きなんです。(笑)
あのロゴが付いたユニホームを着てパワーハウスでパーソナルをやるなんて感慨深いものがあります。。。
ホントごめんなさい。前段が長すぎました。
本題ですが、オーナー様の許可を頂き『パワーハウスジム札幌』のトレーニング設備を全て写真に収めましたので、実際にマシンを使用して気付いた点も含め紹介していきます。
ジム選びの参考になれば幸いです!
【広告】
営業時間
24時間営業
【スタッフ常駐・ショップ利用】
11:00~19:00
所在地
札幌市中央区南9条西4丁目3-1AMSTOWER1階(Zepp札幌向い)
会費
¥7,700(税込)/月
ビジター制度
ビジター制度あり。
¥1,650(税込)/回でスタッフ常駐時間(11:00~19:00)で利用可能。
トレーニング設備
1.外観と内観
無料駐車スペース(入口向かって右)
有料駐車場(1時間200円)も隣接しています
入口
↓入ると。。。
右側でプロショップがお出迎え
私、ホントこのロゴが大好きなんで、小遣い少ないのに色々購入しちゃってます(笑)
正面にジム入口!
↓セキュリティキーで入ると。。。
ズラリと並ぶマシンがお出迎え(ワクワク)
それでは、ジム設備を紹介していきます。↓
2.トレーニング設備
(17)Weight stack・アダクション&アブダクション
1~50kgまで。
1~10kg(1kgきざみ)
12.5~50kg(2.5kgきざみ)
2.5kg、5kg、10kg、15kg、20kgの5種。
JERAI Fitness製プレートツリー2台。
JERAI Fitness製ベンチ4台。
内訳↓
①ダンベルエリア用
アジャスタブルベンチ1台(デクライン設定も可)
背もたれと座の両方の角度変更可能。
ユティリティベンチ1台
アジャスタブルベンチ(デクライン設定も可)
ユティリティベンチ
②パワーラック(ハーフラック)用
アジャスタブルベンチ1台(デクライン設定も可)
背もたれと座の両方の角度変更可能。
アジャスタブルベンチ(デクライン設定も可)
③スミスマシン用
アジャスタブルベンチ1台(デクライン設定も可)
背もたれと座の両方の角度変更可能。
足部固定パッドあり。
アジャスタブルベンチ(デクライン設定も可)
JERAI Fitness製ハーフラック1台。
JERAI Fitness製オリンピックフラットベンチ1台。
JERAI Fitness製スミスマシン1台。
軌道は垂直。
JERAI Fitness製マルチファンクショナルstation1台。
片方最大負荷100kg(両方で最大負荷200kg)
ウェイトは5kgずつ増減できる。
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく約1kg単位で増減可能。
【1kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
【2kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【3.5kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【4.5kg】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
例:4.5kg増の場合
JERAI Fitness製AB Dip Chin1台。
レッグレイズ、ディップス、プルアップ、チンニング用のマルチ台。
JERAI Fitness製1台。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Channel Reverse Front Lat Pull Down
これ、とても背中にヒットするマシンです。特に秀逸なのは、フロント・ラットプルダウンです。
自分の前方に向かって弧を描く軌道でなので、戻す際の伸張刺激がかなり強く入ります。また、引く際は肩関節内旋を意識した引きが行ない安いので、広背筋上部の収縮をしっかり引き出せます。とても良いです。
リバース・ラットプルダウンでは、広背筋中部・下部にしっかり刺激が入ります。体勢を45°方向にしてワンハンドで行なうと、より深く広背筋中部・下部を刺激できます。
というように、これ1台で広背筋全体を刺激できる優れたマシンだと感じました。体勢によっては僧帽筋もいけそうですね。
JERAI Fitness製1台。
これも良いマシンです。この軌道のプレートLoadショルダープレスは他社製もありますが、JERAI Fitness製の良いところは背もたれの設定も調整できるところです。以下写真のように背もたれを前に起こす設定ができます。
背もたれを前に起こす事でプレス軌道が後方にシフトします。後方に向けたプレスによって肩側部(三角筋側部)の参加を増加させる事ができます。
肩前部(三角筋前部)を重視したい場合は背もたれを起こさず行ないますが、より肩前部(三角筋前部)を重視したい場合は反対方向を向いて行なうと良いです(背もたれに向き合って座る)。
JERAI Fitness製1台。
こういったリンク機構を持つプレートLoad式のフライマシンは道内ではほとんど見かけません。これまた、とても良いマシンです。
負荷が抜けづらいフライが行えるのは勿論、このリンク機構のおかげでスムースなプレスもできるんです。普通の手幅のプレスから狭い手幅のスクイーズプレスもできます。
しかも、それらプレスは大胸筋の短縮感が得やすい。大胸筋中央部まで感じれます。
フライ&プレス(プレスで挙げてフライで戻す)もリンク機構のおかげでスムースに行えます。
大胸筋の改善に役立つとても優れたマシンだと思います。
JERAI Fitness製1台。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Channel Check Out the New Hip Thrust Machine
ここパワーハウスジム札幌ではヒップスラストのマシンも導入しています。ヒップスラストのマシンも道内で入れているジムは少ないです。
フリーウェイトやスミスマシンでヒップスラストを行なう場合、セッティングが大儀ですよね。(笑)
特に女性は一人で行なうにはセッティング自体が一仕事な場合もあり、ジムでヒップスラストを行なう事をためらっていた方もいらっしゃると思います。
このマシン、大がかりなセッティングいらずですから気軽に行えます。
終動負荷を狙ってゴムバンドを装着できるようになっています。
お尻づくりに役立ててください。
JERAI Fitness製1台。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Let us train on Arm Curl Machine
JERAI Fitness製1台。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Let us train on Leg Press - Hack Squat Combo Machine
こんな感じでハックスクワットとレッグプレスを切り換えます。↓
ハックスクワット状態
⇓
パッド①を下ろす。パッド②を起こす。
⇓
レッグプレス状態
『ハックスクワットの足場』『レッグプレスの背もたれ』『レッグプレスの足場』の角度調整ができるのが良いです。
ハックスクワットの足場、レッグプレスの背もたれ
レッグプレスの足場
JERAI Fitness製1台。
最大負荷重量100kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Let us train On Vertical Chest Press
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく2.5kg単位で増減可能。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
ピント、アングル共に悪くごめんなさい。。。
これはかなり効きが良いです。特にニュートラルグリップ用ハンドルでプレスを行なうと、絶妙な軌道で大胸筋中央部まで強い収縮を感じれます。
また、背もたれも角度調整できるところが良いです。
JERAI Fitness製1台。
最大負荷重量100kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Let us train on Pec Fly / Rear Delt
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく約1kg単位で増減可能。
【1kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
【2kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【3.5kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【4.5kg】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
例:4.5kg増の場合
このマシンは大胸筋や肩後部(三角筋後部)だけでなく、僧帽筋もしっかり刺激できます。参考に過去記事載せます。
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【筋トレ】バタフライマシンで行なう背中の厚みを得る種目について
JERAI Fitness製1台。
最大負荷重量100kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Let us train on Adductor / Abductor Combo
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく2.5kg単位で増減可能。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
このマシンも背もたれの角度調整ができます。
(18)ウェイトスタック・レッグエクステンション&レッグカール
JERAI Fitness製1台。
レッグエクステンション⇔ライイング・レッグカールの切り換えができます。
⇅
最大負荷重量75kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく約1kg単位で増減可能。
【1kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
【2kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【3.5kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【4.5kg】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
例:4.5kg増の場合
JERAI Fitness製1台。
最大負荷重量100kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく約1kg単位で増減可能。
【1kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
【2kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【3.5kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【4.5kg】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
例:4.5kg増の場合
ラットプルダウンとローイングのコンボマシンです。この組み合わせは使い勝手がいいんです。
トレーナーとして札幌に戻った頃、最初に入会したジムにこのタイプのマシンがありました。使い倒した感があります。(笑)
少し例をあげます。
ザックリ背中全体ターゲット
以下コンパウンドセット法。
ラットプルダウン
⇅
シーテッドロー
僧帽筋中部・下部ターゲット
以下トライセット法。
ハイプーリーロー
⇅
ナローグリッププルダウン
⇅
シーテッドロー
広背筋上部ターゲット
アクチベーション種目⇒メイン種目で活用。
前傾シーテッドロー
↓
ラットプルダウン
広背筋中部・下部ターゲット
アクチベーション種目⇒メイン種目で活用。
カヤックロー
↓
シーテッド・ワンハンドロー
などなど、ターゲットに応じていろんな組み合わせでできます。背中だけではなく他部位でも活用できます。自由度の高い活用ができるマシンです。
JERAI Fitness製1台。
最大負荷重量100kg
ウェイトは5kgずつ増減できる。
<参考動画>
出典:Being Strong Official Standing Fly / Deltoid Machine
ウェイトを細かく増やしたい場合は以下要領で、マシンを傷つける事なく約1kg単位で増減可能。
【1kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
【2kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
【2.5kg増】
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【3.5kg増】
ウェイトスタックに1kgダンベルを1つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
【4.5kg】
ウェイトスタックに1kgダンベルを2つ乗せる。
ウェイトスタックピンに2.5kgプレートを1つ乗せる。
例:4.5kg増の場合
円軌道で大胸筋下部と肩側部(三角筋側部)を刺激できます。滑らかな動きです。
このマシンも自由度が高く、やり方次第で背中、腕、肩前部も刺激できます。
Ezバー
フロア保護用マット
高重量ダンベル種目終了時、このマット(厚さ15cm)にダンベルを放してください。怪我予防、防音、フロア保護になります。
ミニバンド
お尻のエクササイズで活用するのがポピュラーです。膝周辺に巻き付けてヒップスラストやスクワットを行なうと臀筋の筋活動を増やす事ができます。
プルダウン用ストレートバー
オーナー様のセンスが光る一品。ストレートバーです。大円筋、広背筋に負荷が引っかかる感覚が得やすく、特に伸張刺激がしっかり入ります。
ベントラットバー
勿論、通常のプルダウンバーもあります。
MAG®グリップ系バー
背中トレに欠かせなくなってきてるMAG®グリップ系バーもあります。
このタイプのグリップバーは、手首を掌屈(丸める込む動き)しながら動作を行なうので、肩関節を中心としたプルダウンやローイングができます(手首の動きが抑えられる→肘の動きも抑えられる)。
なので、上腕二頭筋でなく背中の筋群を優位に働かせる事ができます。
また、手首掌屈のグリップにより肩甲骨の外転・上方回旋が促されるので、プルダウンやローイングの戻す際に伸張刺激が入りやすいのも特徴的です。
Vハンドル
定番のVハンドル。
ロープアタッチメント
こちらも定番のアタッチメント。
ストレートバーハンドル(回転式)
短め、太いタイプ
長め、細いタイプ
トライセプスバー
トレッドミル4台。
他設備
トイレ、シャワールーム、飲料自販機がそれぞれ1台と、収納棚があります。
シャワールーム
以上になります。
こうやってマシンの内容を纏めてきて改めて気づきますが、マシン、アタッチメントの選定に対するオーナーの拘りやセンスを感じました。しっかり体を作り込む事ができるジムです。
さらに高みを目指す中・上級者は勿論、地域の方々、健康管理目的の方々にも多く利用してほしいとオーナーが仰っていました。
パワフルなジム名や、いかついロゴの印象で敷居が高いイメージがありますが、実際はそういう趣旨のジムではありません。
各々の目標達成の場としてご利用してみてはいかがでしょうか。
IFBB Bikiniプロ YUME選手が来札。パワーハウスジム札幌でオーナーと合同トレーニング。その模様。↓
出典:Yume Fitnessチャンネル 最強のビキニママを訪ねてPowerHouse札幌さんへ行ってきました!!ママ達の合トレ♪
※2022.3.1追記
パワーハウスジム札幌でIFBB小松慎吾Proのパーソナルトレーニングが受けられます!
続きを見る
【トレーナー紹介】IFBBプロビルダーのパーソナルトレーニングが札幌で受けられます!
パーソナルトレーニングのお問い合わせはこちらから
札幌パーソナルトレーニングZeal-K
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