
お尻(大臀筋)に特化した代表的なエクササイズはヒップスラストです。↓
バーベルで実施
出典:Men's Healthチャンネル Barbell Hip Thrust
スミスマシンで実施
出典:Azlan Zainチャンネル Smith Machine Hip Thrust
レッグExtensionマシンで実施
出典:Zac Bruceチャンネル Leg Extension Hip Thrust
Lying Legカールマシンで実施
出典:Larry Vinetteチャンネル Hip thrust on leg curl machine
人によっては大腿四頭筋への効きが気になって、お尻に集中できない場合があります。
脚力の弱さやフォームの悪さにより大腿四頭筋が過度に疲労する事がありますが、もともと、このエクササイズは大腿四頭筋も力発揮する構造なので、ある程度効いてくることは仕方ないです。
ですが、行い方を変える事で大腿四頭筋の負担を減らす事ができます。本日はその行い方を紹介します。
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ふくらはぎをベンチに乗せて行う
セッティングが比較的楽で今回のやり方と相性がよいので、ライイング・レッグカールマシンで行っています。
行い方

このように足を地面に着地させず、ふくらはぎをベンチにのせてヒップスラストを行います。脚幅広く、かつ脚全体を外に向けて(股関節の外旋)行うと良いです。
ヒップスラストは大臀筋の短縮が強く得られる種目なので(伸張刺激は弱い)、上げた時の短縮感を1回1回逃さず感じ取りながら行います。
この行い方のメリット
- 大腿四頭筋の負担が少なくなる。
- 『股関節の外旋(脚全体を外に向ける)』をしっかりとりながら行える。
これにより、使用重量は通常時より低くなると思いますが、大臀筋に集中的に負荷がけできます。
私の感覚としては大臀筋全体が強く短縮する感がありますが、私よりヒップスラストやり込んでる妻いわく、大臀筋上部内側がより強く刺激できるそうです。
とにかく、いつもと少し異なる刺激が得られます。
脚幅を広くして外向きにするのが良いと書きましたが、これに限らず、幅や向きを色々試されるのも良いです。この変化により得られる刺激も変わりますから。
慣れてくるとマシンのフルスタックまで扱えてしまいますが、その場合は過去記事で紹介したとおり、ボルトなどでプレートを荷重してしまいましょう。
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【筋トレ】マシンの重量が足りなくなったら
又は、大臀筋のメイン種目の後にアイソレーション種目として、マインド・マッスル・コネクションをしっかり働かせながら行うのも良いです。
マインド・マッスル・コネクションは対象筋の動員増が期待できます。
最後に、開始姿勢までの持っていき方の一例を示しておきます。
開始姿勢の取り方
①ベンチを配置
可動域を調整する場合は、ベンチの下にプレート等を敷く。
②通常のヒップスラスト開始姿勢をとる
写真に写っていませんが、手でシートを握っています。
③ヒップスラストで上げる

④片脚ずつベンチに足を乗せる

⑤片脚ずつ膝伸ばしふくらはぎをベンチに乗せる

⑥脚幅、脚向きを調整し開始姿勢をとる

以上です。
お尻づくりの参考になれば嬉しいです!
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