前回の記事で、
丸くプリッとしたお尻づくりに欠かせない大臀筋を
スクワットで多く動員するコツを書きました。
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【筋トレ】お尻づくりのスクワット!効かせるコツは?【その1】
本日も、その第2弾として、
チューブを用いて
大臀筋をスクワットに動員する方法をご紹介します。
伝えたい要点
- ももにチューブを巻き、負荷がMax60~80%のスクワットを行うとお尻の筋活動を増すことができる。
- その際、ももに巻くチューブが適切な強度であるなら反復回数を落とすことなく、もも前ともも裏の負担を増やすことなく、お尻の刺激だけを増やすことができる。
- チューブを巻く位置は膝の少し上。
- オススメのチューブはTheraBand®ループバンドで、強度はエクストラヘビー(青色)のMサイズやパフォームベターミニバンドだが、反復回数が落ちない範囲で一番高い強度のチューブを選べば良いと思う。
- 前回の記事の内容も組み合わせることで、スクワット時のお尻の効きだけを増すことができると思う。
※2022.9.28追記
正直に言いまして、最近、このミニバンドは切れやすくなったと感じます(個人的感想)。何か仕様変更あったのか不明ですが、以前はそんな事なかったんですが。。。現在、代わりの商品を探しています。
チューブをももに巻く
ただこれだけです。
チューブをももに巻いてスクワットをします。↓
出典:Annaチャンネル Wide Stance Squat with Resistance Band (Smith Machine)
これで、もも前やもも裏の筋肉の負担を増やすことなく、
お尻の筋肉(大臀筋、中臀筋)の活動を増すことができます。
実験結果
トレーニングを行っている15名の男性を対象に、
ももにチューブを巻いた場合とそうでない場合で
スクワットにどのような影響があるか確認されました。
確認項目は以下です。
①Max60%負荷の反復限界回数
②筋電図による下半身筋活動(Max60%)
③筋電図による下半身筋活動(Max80%)
Max60%負荷の反復限界回数
この実験で採用したチューブ(TheraBand®ループバンドのエクストラヘビー)を
ももに巻く事で、
スクワットのパフォーマンス(反復回数)がどう変化するか
確認されました。
結果、
巻かない:20回
巻く:21回
で、巻いたチューブがスクワットの反復回数に
ほとんど影響を与えない事が確認されました。
筋電図による下半身筋活動(Max60%)
ももにチューブを巻く事で、
下半身の筋活動がどう変化するか確認されました。
結果、Max60%のスクワットにおいて
もも前・裏の筋肉の活動を増やすことなく、
お尻の筋肉(大臀筋、中臀筋)の活動を増やせる事が
確認されました。
中臀筋の筋活動
出典:Kyle F. Spracklinら著 Looped Band Placed Around Thighs Increases EMG of Gluteal Muscles Without Hindering Performance During Squatting
大臀筋の筋活動
出典:Kyle F. Spracklinら著 Looped Band Placed Around Thighs Increases EMG of Gluteal Muscles Without Hindering Performance During Squatting
筋電図による下半身筋活動(Max80%)
上記、Max60%のスクワットと同様に、
ももにチューブを巻く事で、
もも前・裏の筋肉の活動を増やすことなく、
お尻の筋肉(大臀筋、中臀筋)の活動を増やせる事が
確認されました。
中臀筋の筋活動
出典:Kyle F. Spracklinら著 Looped Band Placed Around Thighs Increases EMG of Gluteal Muscles Without Hindering Performance During Squatting
大臀筋の筋活動
出典:Kyle F. Spracklinら著 Looped Band Placed Around Thighs Increases EMG of Gluteal Muscles Without Hindering Performance During Squatting
このとおり、
負荷がMax60~80%のスクワットにおいて
ももに巻くチューブが適切な強度であるなら
反復回数を落とすことなく、
また、
もも前ともも裏の負担を増やすことなく、
お尻だけの刺激を増やすことができます。
女性にはもってこいの活用方法です。
チューブを巻く位置
この写真のように、
膝より少し上の位置に巻くと良いです。
出典:Journal of Performance Health Research Volume 1, Issue 1. pages60-71
チューブの選択
『ミニバンド』で検索すると多種出てきます。
オススメは、上記の研究で使用された、
TheraBand®ループバンドで、
強度はエクストラヘビー(青色)です。
日本人の、特に女性が
このエクササイズを行うことを想定しますと
サイズはMでよいと思います。
ただ、人によってはエクストラヘビーの強度が
高すぎる場合があるかもしれません。(逆に足りない場合も)
なので、以下のミニバンドの内、
スクワットの反復回数が落ちない範囲で、
一番高い強度を選ぶのも良いと思います。
※2022.9.28追記
正直に言いまして、最近、このミニバンドは切れやすくなったと感じます(個人的感想)。何か仕様変更あったのか不明ですが、以前はそんな事なかったんですが。。。現在、代わりの商品を探しています。
今回の内容と前記事の内容を組み合わせる事で、
スクワット時の
お尻の効きだけを増すことができると思います!
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【筋トレ】お尻づくりのスクワット!効かせるコツは?【その1】
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