過去の記事で、ウェイトスタックマシンにプレートを荷重する方法を紹介しました。
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【筋トレ】マシンの重量が足りなくなったら
トレーニングレベルが上がってくると、フルスタックの重量でも軽くなるからです。これはダンベルにも言える事です。
クラブやジムにあるダンベルの最大重量でも足りなくなり、困っている方がいらっしゃるんじゃないでしょうか?
設備超充実なゴールドジムのようなジムは別として、スポーツクラブや24時間ジムのダンベルは最大30kg前後までの場合が多く、もの足りない環境でしかたなくトレーニングを頑張っている方がいらっしゃると思います。私もそうでしたから。
そんなフラストレーションを抱いていた時、チャリを修理しに行った自転車屋さんで目にとまったのが、荷物固定用の自転車用ゴムロープです。
小学生時代の思い出が蘇ってきました。小学生の私は剣道に打ち込んでまして、大会前日は決まって、かさ張り・重い防具一式を自転車の荷台に固定し、チャリで帰宅したもんです。
その固定に使用したのが自転車用ゴムロープで、しっかり固定できるツールである事を思い出しました。
「これ使えるかも」と思い、店員さんがすすめてくれた業務用のゴムロープをダンベル荷重用に購入しました。試したところ、イメージどおり! 使えるツールとして今も活躍中です。
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ダンベルにプレートを荷重する
単純です。自転車用ゴムロープを使って、ダンベルの両ヘッドにプレートを固定します。↓

(30kgダンベルの各ヘッドに10kgプレートを固定)
使用ゴムロープ
これを使ってます。↓
固定方法(巻き方)
ダンベルの各ヘッドにゴムロープ1本を使ってプレートを固定します。(ダンベル1個あたりゴムロープ2本必要)
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1ダンベルのヘッド中央に荷重したいプレートを乗せる。

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2ゴムロープを巻き始める。ゴムロープ端(輪状側)を挟んで固定する。


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3多方向にしっかりキツく巻いていく。

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4プレートの側面でゴムロープ端(フック側)をゴムロープ端(輪状側)にしっかり引っ掛ける。

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5もう片方のヘッドにも同様にプレート固定し完成。

この巻き方じゃなきゃダメって事はないです。もっと良い合理的な巻き方があると思います。
1本のゴムロープで固定できるプレート重量は15kgまでかと思います。(巻き方によっては、それ以上可能かもしれません。)

(30kgダンベルの各ヘッドに10kgプレートと5kgプレートを固定)
もちろん10kgや5kgよりも軽いプレートを固定する事もできます。
ダンベル種目はバーベルやマシンより動きに自由度があり、重要種目です。重量が足らないから諦めたり、仕方無くサブ種目にしたりなんて勿体ないです。
荷重・増量して、やり込んでみてはいかがでしょうか。
こんな製品もあります
ダンベルにプレートを固定する製品があります。その名は『Mass Caps』。↓
出典:PR Products, LLC.チャンネル Product Demo: Create ANY Size Dumbbells, Add 100 lbs to Dumbbells with Mass Caps!
取り扱いサイト(USA)はこちら。
開始ポジションのとり方、もどし方
たまに、高重量ダンベルの『開始ポジションどり』と『セット終了時の戻し方』について質問を受けます。これ、トレーニーの安全面、ジムマナー面で重要なスキルです。
また、今回のゴムロープ固定ダンベルの使用においても重要です。特に、戻し方が雑・乱暴だと固定したプレートが外れる場合があります。
ですので、高重量ダンベルの主なプレス種目について、参考動画で『開始ポジションどり』と『戻し方』を紹介します。
フラットベンチ・チェストプレス
出典:Mr America Heartチャンネル How to put down heavy dumbbells!
インクライン・チェストプレス
0:25~
出典:Joel Garnerチャンネル Guide to Incline Pressing Heavy Dumbbells
ショルダープレス
出典:George Leemanチャンネル 250lbs × 23 Dumbbell Shoulder Press!
開始ポジションどりでは、もも上げや体の振り子動作(又はそれらの両方)を補助として使用します。
終了時の戻し方は、ももで迎えにいって、もも上で勢いを止めてからダンベルを床に下ろします。
パーソナルトレーニングのお問い合わせはこちらから
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