前回の記事で胸トレ種目について書きましたが、今回も胸トレについて書きます。
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【筋トレ】胸上の中央部を改善するプルオーバー動作
題にある『オフセットグリップ』とは何か?
ダンベルを例にいいますと、グリップの端を持ち、偏ったバランスでダンベルを保持する事です(通常はグリップの真ん中を持ってダンベルを保持する)。↓

このメリットは、負荷の掛け方を微妙に変えれる事です。
オフセットグリップで行なわれる種目として有名なものが『オフセットグリップ・ダンベルカール』です。
オフセットグリップでダンベルカールを行うと、上腕二頭筋の作用『前腕の回外(前腕を外に捻る)』に対しても負荷をかける事ができます。↓

以上の様に負荷の掛け方を変化させる事ができます。
本日は、オフセットグリップで負荷の掛け方を変えたダンベル・チェストプレスを紹介します。
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オフセットグリップ・ダンベル・チェストプレス
普段行っているやり方に近い動画を載せます。陽気で面白いIFBBプロビルダー Antoine Vaillantさんの動画です。
5:55~6:21
出典:Antoine Vaillantチャンネル My chest workout with Ben Paklski!
この動画から画像を拝借して、普段行っているやり方のポイントを説明します。
開始姿勢

ダンベル内側端を握る
親指を上に向け、ダンベルのヘッドを親指側に乗せてぶら下げる様にする
下ろす

親指を上に向けダンベルヘッドを乗せてぶら下げた状態を維持したまま、弧を描くように左右に広げて下ろす。
(通常のように真下に下ろすイメージで行わない。)
挙げる

親指を上に向けてダンベルヘッドを乗せてぶら下げた状態を維持したまま、両親指同士をくっつけるつもりで、中央に向かって直線的にプレスする。
(通常のように真上に挙げるイメージで行わない。)
以上のように行います。
こう行うメリットは、大胸筋の伸張と短縮が強調できる事です。 やって頂くとわかりますが、大胸筋の伸び縮み感が得やすいです。
今回の様に、オフセットグリップ、かつ親指を上に向けてダンベルをぶら下げる様な状態にする事で、負荷のかかり方が真下だけでなく外に広げようとする方向にもかかります。
これによりボトム位では伸張が強まりますし、挙げる際は外に広げようとする負荷に抗い挙げるので短縮が強調されます。
ダンベル種目はバーベルやマシンに比べて動作の自由度が高く、いろいろなパターンで行う事ができます。今回はその1パターンになります。実施バリエーションの1つとして参考になれば嬉しいです!
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