女性のレッグラインづくりの場合、
膝周辺の筋肉がつき過ぎないように
気をつけています。短足な感になりますから。
ですが男性の脚で、私が理想に思うのは
膝上・膝周辺までしっかり発達した
迫力ある大腿四頭筋をつくりあげる事です。
現状、程遠いです。(笑)
憧れの大腿四頭筋です。↓
驚愕ですね、膝上まで見事に発達した
素晴らしい大腿四頭筋です。
本日は、膝上・膝周辺の発達を意識した
大腿四頭筋エクササイズのうち、
強い短縮が得られる
スクワットとレッグエクステンションの
行い方をご紹介します。
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前傾スミスマシン・スクワット
この行い方は、
マッスル北村さんのトレーニングvideoで
知りました。北村さんは、膝周辺に
過度な筋肉をつけたくなかったそうですが
前出の森信誉司さんの大腿四頭筋に感銘し、
膝上・膝周辺の筋肉を発達させようと
取り組むことに決めたそうです。
(トレVideoでおっしゃっていました。)
その取り組みの1つに、
前傾で行うスミスマシン・スクワットが
ありました。
北村さんが実施しているものでは
ありませんが、参考動画をのせます。↓
出典:Moose Nationチャンネル Smith Machine Squats (forward lean)
通常のスミスマシン・スクワットは、
足をバーの下、又はバーより前に配置して
行う場合が多いですが、
今回の行い方は、
足をバーより後方に配置して
スクワットを行います。
立ち上がった際に、
膝周辺の大腿四頭筋が強く短縮します。
通常のボディメイクのスクワットでは、
膝をロックしないで行う場合が多いですが、
より強い短縮を得るため、
この方法ではあえて、
しっかり膝をロックするまで
立ち上がる事をおすすめします。
参考動画のスミスマシンは、床に垂直に
バーが上下するタイプですが、
バーが若干の斜め軌道で動くタイプもあります。
この場合は、
斜め前方に立ち上がる向きで行うと良いです。
ランドマイン・スクワット
前傾で行うスクワットは、
ランドマインで行うやり方もあります。↓
出典:Mark Dugdaleチャンネル Ground Base Squats 7.25.15
これも、しっかり膝をロックするまで
立ち上がる事をおすすめします。
前傾スミスマシン・スクワットのような
高重量は扱えませんが、
この前傾スクワットも
膝周辺・膝上に強い短縮刺激が入ります。
前傾レッグエクステンション
シートの背もたれに体をあずけて
レッグエクステンションを行うのでは無く、
下の写真のように、
骨盤を前傾させ、
上体を前かがみにして行う事で、
膝上・膝周辺の短縮が強まります。↓
具体的にどの筋肉の活動が増加するのか?
それは、内側広筋斜頭と外側広筋です。
Taninoさん達の研究によると、
このように行うことで、
内側広筋斜頭(VMO)の筋活動が有意に増大し、
外側広筋の筋活動も増加傾向になる事が
わかっています。
その理由は、この姿勢によって、
二関節筋である大腿直筋の
(膝関節と股関節を跨いでついている)
筋長が短くなり張力を発揮しにくい(=力発揮しにくい)分、
内側広筋斜頭と外側広筋が頑張るからです。
特に、内側広筋斜頭は
膝蓋骨(膝の皿)の安定性を担っているので、
筋活動の増加が顕著になります。
そしてもう一つ短縮を強めるコツがあります。
それは、つま先を自分に向ける(スネに向ける)動作を
追加する事です。
このレッグエクステンションで
膝を伸ばしきる時に、
つま先を自分に向けて下さい。
より強く短縮する感がわかります。
この理由は、推測ですが、
つま先を自分に向ける事で、
二関節筋の腓腹筋が
(ふくらはぎの筋肉。足関節と膝関節を跨いで付着)
伸ばされて膝が伸ばしやすくなる
(=よりしっかりと膝を伸ばしきれる)
からかもしれません。
内側広筋を十分に強化するには、
膝関節を完全伸展させる
(=膝をしっかり伸ばしきる)
必要がありますから。
ちなみに、
元ミスターオリンピア Jay Cutlerさんの
独特なポーズ『quad stomp』でも、
迫力ある脚を表現するため、
つま先をスネに向け短縮を強調しています。↓
(違う理由かもしれませんが。笑)
出典:Martin Fチャンネル Jay Cutler Quad Stomp
以上です。脚づくりの参考になれば嬉しいです!
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