過去の記事でふれた事がありますが、
昔の私は、
『トレーニングをしっかりやりたい!』
と思いたっても、
トレーニング環境に恵まれていませんでした。
知識足りなく、
選択肢なんてありませんでしたが、
『筋トレで体変えたい!』って強い思いだけで
なんやかんや取り組んでいました。
現在は、
筋トレ、ボディメイクが市民権を得て、
各メディアからトレーニング情報得られますし、
地方でも、低価格帯でかつ24時間営業の
ジムが出店されています。
一昔では考えられない状況です。
ですが、以前の私のように、
強い思いはあるけど、
環境に恵まれていない方はいらっしゃいます。
ジムや公共施設ではなく、
自宅での筋トレを望む方もいらっしゃるでしょう。
このブログでは、ジムで行う筋トレ情報を
発信していますが、
トレ環境に恵まれていない方々の
参考になる記事も
少しずつではありますが、
書き貯めていきたいと考えています。
その第一弾として、
この記事で、
チューブで行う強度の高い
力こぶ(上腕二頭筋)のトレ法を書きました。
続きを見る
【筋トレ】自宅や設備不十分な環境で頑張る方へ:チューブカールで上腕二頭筋をデカくする
本日は肩側部(三角筋側部)の
筋トレ法の一例をご紹介します。
ジムでガンガンに筋トレしている方にも
参考になると思います。
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血流制限サイドレイズ
チューブを使って
肩側部を軽く血流制限した状態で
サイドレイズを行います。
血流制限トレーニングは、
軽い負荷でいいですし、
通常トレーニングでは得難いパンプが
短時間で作り出せます。
この方法は、強いパンプを促し、
筋発達要因『代謝ストレス』で
筋肥大を狙っていきます。
血流制限トレーニングといえば、
『加圧トレーニング』が有名ですが、
そのコンセプトとは異なり、
今回の方法では、
トレーニングする筋肉を
チューブの弾性力で直接圧迫する事で
筋内毛細血管の血流を制限し、
筋肉を酸欠にしていきます。
こんな感じで行います。↓
血流制限用チューブ
私が使用している、
血流制限用のチューブはこれです。↓
※2022.9.28追記
上記チューブは旧型ですが、最近、仕様変更されました。正直に言いまして、仕様変更後は切れやすくなったと感じます(個人的感想)。旧型は非常に丈夫でしたが。。。現在、代わりの商品を探しています。
血流制限セッティング
上記のチューブを肩の中央にかけます。↓
step
1上記チューブのリング部に腕を通して、背面から肩にチューブをかける。
step
2肩(三角筋)の中央にチューブがくるように調整する。
step
3何度かサイドレイズの動きを行い、動作中に肩中部からチューブずれないか確認。
※余談です。血流制限用チューブ自体、若干ですがサイドレイズ時の負荷になっています。
行い方
上述のセッティングが終わったら、後はサイドレイズをするだけです。
負荷はチューブ(こんなやつ↓)
又は
軽いダンベルで行います。
チューブで行う場合を例に示します。↓
<開始姿勢>
チューブは握って持たず手の甲にかけます。(その方が余分な力が入らず肩に集中できる)
チューブを踏んで長さを変えて負荷を決めます。
負荷の調整幅(チューブ長さの調整幅)を確保するため片方ずつ行います。(ダンベルの場合は両方で行う)
<サイドレイズ実施>
負荷が抜けない範囲で反復します。(腕を下し過ぎない)
反復のテンポは、レイズに1秒、下しに1秒。
サイドレイズのレイズ動作は、『上げる』ではなく『外に広げる』を意識して行う。
動作は多少雑で構いません。
血流制限下で強いパンプを
引き出す事が重要なので、
雑でもいいので動作を繰り返す事を
重視して下さい。
反復回数
30回
↓5秒休息
20回
↓5秒休息
10回
これで1セットです。
セット数
3~4セット。
上記のようにチューブ負荷で片方ずつ行う場合は、
片方3~4セット終わらせてから、
もう片方3~4セット実施する。
セット間休息
セット間の休息時間は60~120秒。
セット間休息時は肩にかけたチューブをはずし血流制限を開放する。
負荷設定
チューブ負荷で行う場合
上記の行い方で、
2セット目が強いパンプで
かなりキツく感じる(なんとかこなせる)
チューブの長さに設定。
ダンベルで行う場合
2セット目が強いパンプで
かなりキツく感じる(なんとかこなせる)
重量で実施。
(体力レベルに応じて1~5kgから試すとよいです)
負荷を増量するタイミング
上記やり方でキッチリ2セット目までできたら
次回トレーニング時に増やす。
チューブ負荷の場合
上記の【負荷設定】になるように踏む位置を変えてチューブを短くする。
ダンベルの場合
次回トレ時に1kg増。
実施頻度
週3~5回実施。
(24時間あけていれば連日の実施でもOK)
実施要領は以上になります。
血流制限トレーニングのみ又はメインで
筋発達を狙う場合は、
高頻度で実施する事が重要です。
週1程度では、
目に見えて分かる筋肥大は得られません。
筋繊維を傷つけるタイプの
トレーニング手法ではないので、
回復に時間を要さず、
やっていくうちに高頻度でできます。
(初期はパンプ系でも筋肉痛がおきます)
このトレーニング手法は、
パンプ、筋内低酸素という代謝ストレスをきっかけに
体に備わる筋肥大の仕組みを発動させます。
いわば『筋肥大スイッチ』です。
しかも筋繊維は傷づかず、回復がはやい。
ならば、
高頻度でそのスイッチを押して
(=このトレを頻度多く実施する)
筋肥大の機会を多く得ればよいわけです。
環境のハンデは、100%といいませんが、
工夫でカバーできます。
自宅や設備乏しい状況でも、
熱い思いを形にしていきましょう!
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