前回の記事で、
メカニカル・ドロップセット法について
その利点や、上腕三頭筋を例に
具体的な活用例も含め説明しました。
続きを見る
【筋トレ】パンプを促すメカニカル・ドロップセット法:上腕三頭筋編
ちょっと復習ですが、
メカニカル・ドロップセット法は、
重量を変えること無く、
反復の中断もなく、
筋肉の負荷を低減させることで
連続的に
筋肉の緊張時間とトレーニング容量を
増やすことができます。
なので、
効率良くパンプと筋疲労が促される
ドロップセット法と言えます。
本日は、メカニカル・ドロップセット法の
肩(三角筋)への活用例を書きます。
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肩前部(三角筋前部)の活用例
行い方
step
1Ezバー・ショルダー・フロントレイズ
Ezバーをアンダーハンドかつ
ワイドグリップで握り、反復限界まで実施。
(トップポジションで少し止めてから戻す。)
↓重量とグリップそのままに休まず直ぐに動作変更
step
2Ezバー・アンダーハンド・ショルダー・フォワードプレス
斜め上軌道のアンダーハンドプレスを
反復限界まで実施。
(トップポジションで少し止めてから戻す。)
↓重量とグリップそのままに休まず直ぐに動作変更
step
3Ezバー・アンダーハンド・ショルダープレス
床に垂直な方向へアンダーハンドプレスを
反復限界まで実施。
これで1セットになります。
負荷設定
1種目目のEzバー・ショルダー・フロントレイズで
反復限界回数が12回になる重量で実施。
この重量のまま、
2種目目のEzバー・アンダーハンド・ショルダー・フォワードプレス
と
3種目目のEzバー・アンダーハンド・ショルダープレスも反復限界まで実施。
セット数
3~4セット。
セット間休息
90~120秒。
肩側部(三角筋側部)の活用例
行い方
ケーブルマシンに近い位置で
ワンハンド・ケーブル・サイドレイズを開始し、
反復限界に達する毎に、
重量を減らすのではなくマシンから離れ
反復を継続します。
step
1マシンに近い位置でサイドレイズ
反復限界まで実施。
↓
step
2マシンから離れる
STEP 1の反復限界直後、
ほんの少しサイドレイズした状態を
維持したまま(三角筋の緊張を抜かないため)
マシンから離れる。
(この状態維持したままマシンから離れる)
↓
step
3マシンから離れた位置でサイドレイズ
反復限界まで実施。
↓
step
4マシンから離れる
STEP 3の反復限界直後、
ほんの少しサイドレイズした状態を
維持したまま(三角筋の緊張を抜かないため)
マシンから離れる。
(この状態維持したままマシンから離れる)
↓
step
5マシンから最も離れた位置でサイドレイズ
反復限界まで実施。
これで1セットになります。
負荷設定
最初に行う、マシンに最接近した位置で実施する
ワンハンド・ケーブル・サイドレイズで
反復限界回数が10回になる重量で実施。
最接近した位置で反復限界に達したら、
この重量のままマシンから離れ、
各ポジションにおいて反復限界まで実施する。
セット数
左右それぞれ3~4セット。
セット間休息
できる方は、左右交互に休まず3~4セット行います。
(一方の肩実施中にもう片方の肩は休める)
もしくは、
左右交互に休まず1セット実施し、
60~90秒休憩をはさみ次セットを行います。
肩後部(三角筋後部)の活用例
行い方
この動画のやり方、気に入っています。↓
出典:Alex Los Angelesチャンネル How to hit your rear delt for faster muscle growth
この動画のように、
step
1ベンチサポート・順手・リアデルトワイドロー
順手で肘を開いて反復限界まで実施。
(動画では未実施ですが、各反復のトップポジションで少し止めるのも良いです。)
↓重量そのままに休まず直ぐに動作変更
step
2ベンチサポート・順手・リアデルトナローロー
順手で肘を閉じて(完全に閉じない)、
反復限界まで実施。
(動画では未実施ですが、各反復のトップポジションで少し止めるのも良いです。)
↓重量そのままに休まず直ぐにグリップ変更
step
3ベンチサポート・逆手・リアデルトナローロー
素早く逆手に変更して、
肘を閉じて(完全に閉じない)、
反復限界まで実施。
(動画では未実施ですが、各反復のトップポジションで少し止めるのも良いです。)
これで1セットになります。
負荷設定
1種目目のベンチサポート・順手・リアデルトワイドローで
反復限界回数が12回になる重量で実施。
この重量のまま、
2種目目のベンチサポート・順手・リアデルトナローロー
と
3種目目のベンチサポート・逆手・リアデルトナローローも反復限界まで実施。
セット数
3~4セット。
セット間休息
90~120秒。
これらの活用例はいずれも
重量を減らす事なく、動作の中断も無く
肩にかかる負荷が適切に低減されるので、
(てこの作用や他筋肉の関与の変化、筋肉の生理特性の利用による)
連続的に
肩(三角筋)の筋緊張時間とトレーニング容量を
増やすことができます。
結果、効率良く
肩(三角筋)のパンプと筋疲労が促されます。
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