
パーソナルトレーナーの活動をして、はじめて知った驚きの事実があります。それは、体にあわないプロテインを飲み続けている方が多いという事です。
プロテインを飲む度に下痢やお腹がゆるくなるのですが、「そういうもんだ」と思い飲み続けていたそうです。
そういう状況を継続している方が意外と多いのかもしれません。これは本当にもったいない事です。
その事に気付いてほしく、記事にします。
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下痢又はお腹がゆるくなるプロテインは身にならない
『身にならない』は言い過ぎですが、下痢やお腹がゆるいという事は消化不良が起きており、体への吸収も不良となります。
摂取したプロテイン量の内、筋肉に届かず無駄になる分量が多いという事です。
下痢、お腹のゆるみなどの症状を見過ごすのはホントもったいない事です。『吸収量少ない=筋肉の材料が少ない』わけですから、明らかに筋肉づくりに良くない事です。
プロテイン摂取しはじめの頃はあり得る症状ですが、摂取しはじめてからだいぶ期間が経過しているにも関わらず、いまだ下痢やお腹がゆるいといった症状が継続している方は、飲み方や製品を変えるなどして改善を図ってください。
再度いいますが、この症状を見過ごす事は非常にもったいない事です。
筋肥大を目的として、どんなに良いと言われるトレーニングを頑張りやりきっても、筋肉になる材料が届いていない・少ないでは、その頑張りは報われません。
参考に改善策を紹介します。
改善策
プロテインでお腹が不調になる原因として、以下が挙げられます(他にもあると思われます)。
- 乳糖不耐
- 1回あたりのプロテイン量が多い
- プロテインに含まれる他成分が体にあわない
- 胃腸に負担がかかっている
改善策は以下です。
step
1牛乳に混ぜない
牛乳に混ぜて飲んでいる方は、水又はジュースに混ぜて摂取してみてください。
step
21回あたりのプロテイン量を減らす
1回に摂取するプロテイン量が多くて下痢する場合があります。これ、私も経験済みです。
1回あたりのプロテイン量を減らして摂取してみてください。下痢・お腹のゆるみがなくなったら、そこから時間をかけて体に慣れさせて少しずつ摂取量を増やしていきます。
step
3他のプロテインに変える
STEP 1とSTEP 2を試して改善されない場合は、飲んでるプロテイン自体が体にあっていない可能性大です。以下が考えられます。
他成分が体に合わない
乳糖の耐性が低い
胃腸負担増
(1)他成分が体に合わない
他メーカーのプロテインに変えて試してみてください。
プロテインは、たんぱく質以外にもいろんな物が含有されています。それのどれかが体に合わず、下痢やお腹のゆるみに至っている場合があります。
私も過去に経験があります。大学時代に、あるメーカーの''デリシャスタイプ''プロテインでいつもお腹がゆるく、時には下痢してました。その名のとおり、美味かったんですが。。。
最近もありました(笑)。頂いたあるメーカーのパウチに入ったプロテインで下痢です。
成分表みても何が原因かわかりません。試すしかないです。
(2)乳糖耐性が低い、胃腸負担増
現在の主流プロテインはホエイで、それを摂っている方が多いと思います。
ホエイプロテインで下痢・お腹のゆるみが生じる場合は、リーズナブルなWPC製法(ホエイプロテイン・コンセントレート)ではない、しっかりフィルタ処理されたホエイプロテインに変える必要があります。
① WPI製法を試してみる
まずは、WPI製法(ホエイプロテイン・アイソレート)のものに変えてみます。
その中でも、CFM製法(クロスフローマイクロフィルタレーション)のものがオススメです。
② ペプチドを試してみる
最終手段はペプチドのプロテインです。
ペプチドプロテインは乳糖が除去され、たんぱく質が分解された状態なので胃腸負担が軽減できます。
ただ、これは値が張りますし、WPC製法やWPI製法のものより美味しくないです(笑)。ですが、摂ったプロテインが筋肉に届かないよりましです。
ホエイプロテインに拘らず、タンパク源を変えて大豆プロテインなども試してみる価値はあると思います。
長々書いてしまいましたが、とにかく、下痢やお腹がゆるむ状態は摂ったプロテインの多くが無駄になっているという事を知ってください。筋肉の材料補給は非常に大切です。
本記事が無駄にならないプロテイン選びの参考になれば嬉しいです。
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