問題1
空欄に数値、語句を記入せよ。
【冠状動脈疾患の危険因子】
〇陽性項目について
(1)家族歴
男性親族1親等内で(①)歳以前、女性親族1親等内で(②)歳以前に心筋梗塞を起こしたか、冠状動脈の手術をしたか、(③)している。
(2)喫煙
現在(④)しているか、禁煙後(⑤)以内である。
(3)高血圧
収縮期血圧が(⑥)mmHg以上または拡張期血圧が(⑦)mmHg以上。
(4)高コレステロール血症
総コレステロール値>(⑧)。HDL値<(⑨)。脂質低下薬の使用。LDL値が測定されている時は、総コレステロール値よりもむしろLDL値>(⑩)を優先。
(5)空腹時血糖値
空腹時の血中グルコースが(⑪)以上。
(6)肥満
BMIが(⑫)以上。またはウエスト周径囲が(⑬)cmを超えている。
(7)身体活動の少ない生活習慣
定期的なエクササイズに参加していないか、最低限の身体活動を行っていない。最低限の身体活動とは『ほぼ毎日、合計(⑭)分以上の軽い運動。』や『ほぼ毎日、(⑮)kcalを消費。』
〇陰性項目について
HDL値>(⑯)。
【危険性の分類】
〇低い危険性
年齢が若く、危険因子が多くても(⑰)つしかない人。
〇中程度の危険性
男性(⑱)歳以上、女性(⑲)歳以上。または危険因子が(⑳)つ以上の人。
〇高い危険性
心臓、肺、代謝系の疾患の兆候があるか、既にそれらの疾患であると診断されている。
問題2
トレーニングプログラムへの参加前に、健康診断を行う必要性について、妥当な語句を記入せよ。
問題3
問題2の『中程度の強度の運動』とは、最大酸素摂取量の何~何%の事か述べよ。
問題4
βブロッカー系の服用療法を受けている人の運動強度の指標として、妥当ではないものはどれか?
A:RPE
B:主観的運動強度
C:心拍数
D:トークテスト
問題5
トレーニングを開始するにあたり行うべき事として、次のうち2番目に行うものはどれか?
A:体力測定
B:運動処方
C:スクリーニング
D:医師によるメディカルチェック
問題6
BMIを求める式を述べよ。また、標準値はいくつか?
問題7
スクリーニング後の医師によるチェックにおいて、医師から運動の許可が出なかったクライアントへの処方として、適切なものは次のうちどれか?
A:
許可が出るまで低強度での運動を行い、リスクを改善していく。
B:
高強度の運動は行わない。
C:
ウェイバーにサインさせる。
D:
契約を行わない。
解答
問題1
①55
②45
③突然死
④喫煙
⑤6か月
⑥140
⑦90
⑧200mg/dl
⑨35mg/dl
⑩130mg/dl
⑪110mg/dl
⑫30
⑬100
⑭30
⑮200~250
⑯60mg/dl
⑰1
⑱45
⑲55
⑳2
問題2
①不要
②不要
③必要(推奨)
④不要
⑤必要(推奨)
⑥必要(推奨)
問題3
40~60%
問題4
C
【補足】
Dの『トークテスト』も有効。トークテストとは、運動中に普通に会話できるかどうかを見る。
問題5
D
【解説】
実施はスクリーニング→医師のメディカルチェック→体力測定→運動処方の順になる。
問題6
BMI=体重÷身長[m]2
標準値=22
問題7
D