問題①
損傷後の組織修復の正しいプロセス順になるように並べよ。
A:修復期
B:リモデリング期
C:炎症期
問題②
RICE処置について次の問いに答えよ。
(1)それぞれ何の頭文字になっているか?正しいものを選べ。
①R②I③C④E
A:挙上
B:冷却
C:安静
D:圧迫
(2)冷却には何を用いるのが良いか?次の中から最も妥当なものを選べ。
A:コールドスプレー
B:氷
C:塩をまぶした氷
D:叩くと化学反応で冷える商品
(3)RICE処置についての説明として、妥当なものには〇を、妥当とはいえないものには✕を書け。
①:
骨折の際には安静だけでなく、固定する事も必要になる。
②:
捻挫の際には冷やさずに温めるべきである。
③:
圧迫する事によって、腫脹の発生が最小限に抑えられる。
④:
挙上する際には心臓よりも高い位置になるようにする。
問題③
椎間板ヘルニアのクライアントに、禁忌あるいは注意を要するものには✕を、積極的に実施させたいものには〇を書け。
①フルシットアップ
②ロシアンツイスト
③アイソメトリック収縮で腹部エクササイズ
④長座体前屈
⑤腰椎のスタビライゼーションプログラム
問題④
脊椎分離症および脊椎すべり症の説明として、妥当なものには〇を、妥当とはいえないものには✕を書け。
①:
脊椎分離症の軽症なものが、脊椎すべり症である。
②:
発症率は1万人に1人未満というほどの滅多に無い症例である。
③:
水泳4泳法の中では、背泳が最も発生率が高い。
④:
腹筋を強化する事は有効である。
問題⑤
インピンジメント症候群のクライアントに、禁忌あるいは注意を要するものには✕を、積極的に実施させたいものには〇を書け。
①肩内旋位サイドレイズ
②Lフライ
③ラットプルダウンビハインドネック
④ショルダープレス
問題⑥
肩に前方不安定性がみられるクライアントへのエクササイズの修正方法として、妥当なものには〇を、妥当とはいえないものには✕を書け。
①:
ベンチプレスでは、バーを胸に付くところまで下さない。
②:
ペックデックでは、パッドを身体の前方まで動かさず、身体後方の狭い可動域だけとする。
③:
ショルダープレスでは、バーを鎖骨の前ではなく首の後ろへ下ろす。
問題⑦
クローズドキネティックチェーンであるものには〇を、オープンキネティックチェーンであるものには✕を書け。
①レッグエクステンション
②フロントスクワット
③サイドランジ
④レッグカール
解答
問題①
C→A→B
問題②
(1)
①C
②B
③D
④A
(2)
B
【解説】
Aは表面しか冷えない。Cは冷えすぎてしまう。Dも最も妥当とはいえない。Bが最も妥当である。
(3)
①〇
②✕
③〇
④〇
問題③
①✕
②✕
③〇
④✕
⑤〇
【解説】
①フルシットアップと④長座体前屈は共に腰椎屈曲動作なので✕。②ロシアンツイストは腰椎回旋動作なので✕。
問題④
①✕
②✕
③✕
④〇
問題⑤
①✕
②〇
③✕
④✕
【解説】
②Lフライとは肩関節外旋エクササイズで、ローテーターカフ強化で行なうので〇。③も④ショルダープレスと同様に肩関節90°以上の外転エクササイズなので✕。
問題⑥
①〇
②✕
③✕
問題⑦
①✕
②〇
③〇
④✕
【解説】
クローズドキネティックチェーンとは四肢の遠位側(手や足)が固定され近位側(肩や股関節)が動く運動連鎖のこと。オープンキネティックチェーンは四肢の遠位側(手や足)が動いて、近位側(肩や股関節)が固定した運動連鎖のこと。