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3つの筋肥大要因「機械的張力(Mechanical tension)」「代謝ストレス(Metabolic stress)」「筋損傷(Muscle damage)」を組み込んだセット法が『M3セット法』で、これには複数の実施バリエーションがあります。
その実施バリエーションの内、『3つの筋肥大要因を1セットに組み込む』ものと、『セット毎に3つの筋肥大要因を割り当てる』ものを前回の記事で紹介しました。
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【筋トレ】M3セット法のバリエーションについて(1/3)
本日紹介する実施バリエーションは、『種目毎に3つの筋肥大要因を割り当てる』ものと、『スプリットルーティン毎に3つの筋肥大要因を割り当てる』ものです。
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M3セット法Var.3:種目毎に3要因を割り当てる
M3セット法Var.3は、その日のトレーニングの種目毎に筋肥大要因「機械的張力」「代謝ストレス」「筋損傷」を割り当てたものです。
「機械的張力」として『高重量の反復』、「代謝ストレス」として『パンプ促進の反復』、「筋損傷」として『伸張性筋収縮を強調した反復』を種目毎に割り当てます。
1種目目『高重量の反復』→2種目目『パンプ促進の反復』→3種目目『伸張性筋収縮を強調した反復』といった具合です。
『高重量の反復』『パンプ促進の反復』『伸張性筋収縮を強調した反復』の詳細については、以下の記事をご参照下さい。
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【筋トレ】M3セット法で採用する反復スタイルについて
M3セット法Var.3でのトレ実施回数は、私の場合、休息週を挟みながら各部位24回までとしています。各部位8回トレ終了毎に休息1週間を設けていて、その1週間は極軽いトレをしたり、完全休養にする場合もあります。
M3セット法Var.3は、種目変更のタイミング違いで2タイプに分けられます。
タイプ1:各部位8回トレ毎に種目群A,B,Cを変更する
こんな感じで各部位8回トレ毎に種目群A,B,Cを変更して、各部位24回までトレします。
各部位1~8回目トレまで種目群A
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位9~16回目トレまで種目群B
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位17~24回目トレまで種目群C

↓
休息1週間(極軽いトレや完全休養)
↓

↓
休息1週間(極軽いトレや完全休養)
↓

上図の『各部位合計トレ回数』『種目群を変えるタイミング』『休息週の有無』などは私の場合であって、任意設定で構いません。
以上を『M3セット法Var.3 タイプ1』の一区切りとしています。種目群D,E,Fを組んで、同じ要領で二区切り目に突入しても良いです。
※1:機械的張力の実施順
「機械的張力」として割り当てた『高重量の反復』は、できるだけ高重量を扱って多くの筋繊維に張力を発生させたいので、1種目目に実施します。
※2:機械的張力で種目数を増やす
4種目以上実施で、その種目構成を機械的張力2種目以上にする場合は、機械的張力種目を先に終わらせます。理由は※1と同じです。
例:4種目中2種目が機械的張力

※3:代謝ストレスと筋損傷の種目順
上図では、代謝ストレス種目→筋損傷種目の順で進める表記にしていますが、順不同で構いません。私の場合は、パンプさせた筋肉に伸張刺激を与える行い方を好むので、代謝ストレス種目→筋損傷種目の順で進めることが多いです。
タイプ2:各部位24回トレまで種目群A,B,Cを順に繰り返す
こんな感じで種目群A,B,Cを順に繰り返しながら、各部位24回までトレします。
各部位1回目トレは種目群A
各部位2回目トレは種目群B
各部位3回目トレは種目群C
各部位4回目トレは種目群A
各部位5回目トレは種目群B
各部位6回目トレは種目群C
各部位7回目トレは種目群A
各部位8回目トレは種目群B
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位9回目トレは種目群C
各部位10回目トレは種目群A
各部位11回目トレは種目群B
各部位12回目トレは種目群C
各部位13回目トレは種目群A
各部位14回目トレは種目群B
各部位15回目トレは種目群C
各部位16回目トレは種目群A
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位17回目トレは種目群B
各部位18回目トレは種目群C
各部位19回目トレは種目群A
各部位20回目トレは種目群B
各部位21回目トレは種目群C
各部位22回目トレは種目群A
各部位23回目トレは種目群B
各部位24回目トレは種目群C



:
種目群A,B,C順を繰り返して各部位24回までトレする
[各部位8回トレ終了毎に休息1週間とる(極軽いトレや完全休養)]
:

上図の『各部位合計トレ回数』『種目群を変えるタイミング』『休息週の有無』などは私の場合であって、任意設定で構いません。
以上を『M3セット法Var.3 タイプ2』の一区切りとしています。種目群D,E,Fを組んで、同じ要領で二区切り目に突入しても良いです。
※1:機械的張力の実施順
「機械的張力」として割り当てた『高重量の反復』は、できるだけ高重量を扱って多くの筋繊維に張力を発生させたいので、1種目目に実施します。
※2:機械的張力で種目数を増やす
4種目以上実施で、その種目構成を機械的張力2種目以上にする場合は、機械的張力種目を先に終わらせます。理由は※1と同じです。
例:4種目中2種目が機械的張力

※3:代謝ストレスと筋損傷の種目順
上図では、代謝ストレス種目→筋損傷種目の順で進める表記にしていますが、順不同で構いません。私の場合は、パンプさせた筋肉に伸張刺激を与える行い方を好むので、代謝ストレス種目→筋損傷種目の順で進めることが多いです。
M3セット法Var.4:スプリットルーティン毎に3要因を割り当てる
M3セット法Var.4は、スプリットルーティン毎(部位分割ルーティン毎)に筋肥大要因「機械的張力」「代謝ストレス」「筋損傷」を割り当てたものです。
「機械的張力」として『高重量の反復』、「代謝ストレス」として『パンプ促進の反復』、「筋損傷」として『伸張性筋収縮を強調した反復』をスプリットルーティン毎に割り当てます。また、種目群A,B,Cも同様に割り当てます。
各部位トレ1回目「種目群Aで『高重量の反復』」→各部位トレ2回目「種目群Bで『パンプ促進の反復』」→各部位トレ3回目「種目群Cで『伸張性筋収縮を強調した反復』」といった具合です。
『高重量の反復』『パンプ促進の反復』『伸張性筋収縮を強調した反復』の詳細については、以下の記事をご参照下さい。
続きを見る
【筋トレ】M3セット法で採用する反復スタイルについて
M3セット法Var.4でのトレ実施回数は、私の場合、休息週を挟みながら各部位24回までとしています。各部位8回トレ終了毎に休息1週間を設けていて、その1週間は極軽いトレをしたり、完全休養にする場合もあります。
こんな感じで、3つの筋肥大要因と種目群A,B,Cを順に繰り返しながら、各部位24回までトレするということです。
各部位1回目トレは種目群Aで張力
各部位2回目トレは種目群Bで代謝
各部位3回目トレは種目群Cで筋損
各部位4回目トレは種目群Aで張力
各部位5回目トレは種目群Bで代謝
各部位6回目トレは種目群Cで筋損
各部位7回目トレは種目群Aで張力
各部位8回目トレは種目群Bで代謝
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位9回目トレは種目群Cで筋損
各部位10回目トレは種目群Aで張力
各部位11回目トレは種目群Bで代謝
各部位12回目トレは種目群Cで筋損
各部位13回目トレは種目群Aで張力
各部位14回目トレは種目群Bで代謝
各部位15回目トレは種目群Cで筋損
各部位16回目トレは種目群Aで張力
⇩
休息1週間
(極軽いトレや完全休養)
⇩
各部位17回目トレは種目群Bで代謝
各部位18回目トレは種目群Cで筋損
各部位19回目トレは種目群Aで張力
各部位20回目トレは種目群Bで代謝
各部位21回目トレは種目群Cで筋損
各部位22回目トレは種目群Aで張力
各部位23回目トレは種目群Bで代謝
各部位24回目トレは種目群Cで筋損



:
3要因と種目群A,B,Cを順に繰り返して各部位24回までトレする
[各部位8回トレ終了毎に休息1週間とる(極軽いトレや完全休養)]
:


上図の『各部位合計トレ回数』『種目群を変えるタイミング』『休息週の有無』『筋肥大3要因の実施順』などは私の場合であって、任意設定で構いません。
以上を『M3セット法Var.4』の一区切りとしています。種目群D,E,Fを組んで、同じ要領で二区切り目に突入しても良いです。
<実施バリエーション1,2>
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【筋トレ】M3セット法のバリエーションについて(1/3)
<実施バリエーション5>
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【筋トレ】M3セット法のバリエーションについて(3/3)
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