トレーニング

【筋トレ】M3セット法のバリエーションについて(1/3)

 

ボディメイク専門 札幌パーソナルトレーナーZeal-Kの長崎健太です。

 

過去記事で紹介した『M3セット法』の実施バリエーションを複数回に分けて紹介します。参考になれば嬉しいです!

 

過去記事で『M3セット法』を紹介しました。

これは、3つの筋肥大要因「機械的張力(Mechanical tension)」「代謝ストレス(Metabolic stress)」「筋損傷(Muscle damage)」を組み込んだセット法で、記事で紹介したバリエーションは、1セットでこれら3つの刺激を与えるものでした。

 

M3セット法の実施バリエーションはこれだけでは無く、他にもあります。複数の記事に分けて紹介します。

 

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M3セット法Var.1:3要因全てを1セットに組み込む

過去記事で初めて紹介したバリエーションです。全ての筋肥大要因「機械的張力」「代謝ストレス」「筋損傷」を1セットに組み込んだものです。

 

1セットあたりのボリュームが大きいので(反復回数が多い)、私の場合は常用していません。プラトーに陥った際の打開策として、『2ヶ月程度の期間限定』又は『各部位8回程度の実施回数限定』で行なうことが殆どです。

 

「機械的張力」として『高重量の反復』、「代謝ストレス」として『パンプ促進の反復』、「筋損傷」として『伸張性筋収縮を強調した反復』を割り当てて、『高重量の反復』段階→『パンプ促進の反復』段階→『伸張性筋収縮を強調した反復』段階の順で反復し、これを1セットと定義します。

 

上図は各部位合計8回までとしていますが、これは私の場合であって、任意設定で構いません。

 

M3セット法Var.1の詳細は過去記事をご参照ください。

 

 

M3セット法Var.2:セット毎に3要因を割り当てる

M3セット法Var.2は、各種目のセット毎に筋肥大要因「機械的張力」「代謝ストレス」「筋損傷」を割り当てたものです。

 

「機械的張力」として『高重量の反復』、「代謝ストレス」として『パンプ促進の反復』、「筋損傷」として『伸張性筋収縮を強調した反復』をセット毎に割り当てます。

1セット目『高重量の反復』→2セット目『パンプ促進の反復』→3セット目『伸張性筋収縮を強調した反復』といった具合です。

 

『高重量の反復』『パンプ促進の反復』『伸張性筋収縮を強調した反復』の詳細については、以下の記事をご参照下さい。

 

M3セット法Var.2でのトレ実施回数は、私の場合、休息週を挟みながら各部位24回までとしています。各部位8回トレ終了毎に休息1週間を設けていて、その1週間は極軽いトレをしたり、完全休養にする場合もあります。

 

M3セット法Var.2は、種目変更のタイミング違いで2タイプに分けられます。

 

タイプ1:各部位8回トレ毎に種目群A,B,Cを変更する

こんな感じで各部位8回トレ毎に種目群A,B,Cを変更して、各部位24回までトレします。

各部位1~8回目トレまで種目群A

休息1週間

(極軽いトレや完全休養)

各部位9~16回目トレまで種目群B

休息1週間

(極軽いトレや完全休養)

各部位17~24回目トレまで種目群C

 

休息1週間(極軽いトレや完全休養)

休息1週間(極軽いトレや完全休養)

上図の『各部位合計トレ回数』『種目群を変えるタイミング』『休息週の有無』などは私の場合であって、任意設定で構いません。

 

以上を『M3セット法Var.2 タイプ1』の一区切りとしています。種目群D,E,Fを組んで、同じ要領で二区切り目に突入しても良いです。

 

※1:機械的張力の実施順

「機械的張力」として割り当てた『高重量の反復』は、できるだけ高重量を扱って多くの筋繊維に張力を発生させたいので、1セット目に実施します。

 

※2:機械的張力でセット数を増やす

4セット以上実施で、そのセット構成を機械的張力2セット以上にする場合は、機械的張力セットを先に終わらせます。理由は※1と同じです。

 

※3:代謝ストレスと筋損傷の実施順

上図では、代謝ストレス→筋損傷の順でセットを進める表記にしていますが、順不同で構いません。私の場合は、パンプさせた筋肉に伸張刺激を与える行い方を好むので、代謝ストレス→筋損傷の順でセットを進めることが多いです。

 

タイプ2:各部位24回トレまで種目群A,B,Cを順に繰り返す

こんな感じで種目群A,B,Cを順に繰り返しながら、各部位24回までトレします。

各部位1回目トレは種目群A

各部位2回目トレは種目群B

各部位3回目トレは種目群C

各部位4回目トレは種目群A

各部位5回目トレは種目群B

各部位6回目トレは種目群C

各部位7回目トレは種目群A

各部位8回目トレは種目群B

休息1週間

(極軽いトレや完全休養)

各部位9回目トレは種目群C

各部位10回目トレは種目群A

各部位11回目トレは種目群B

各部位12回目トレは種目群C

各部位13回目トレは種目群A

各部位14回目トレは種目群B

各部位15回目トレは種目群C

各部位16回目トレは種目群A

休息1週間

(極軽いトレや完全休養)

各部位17回目トレは種目群B

各部位18回目トレは種目群C

各部位19回目トレは種目群A

各部位20回目トレは種目群B

各部位21回目トレは種目群C

各部位22回目トレは種目群A

各部位23回目トレは種目群B

各部位24回目トレは種目群C

 

:

種目群A,B,C順を繰り返して各部位24回までトレする

[各部位8回トレ終了毎に休息1週間とる(極軽いトレや完全休養)]

:

上図の『各部位合計トレ回数』『種目群を変えるタイミング』『休息週の有無』などは私の場合であって、任意設定で構いません。

 

以上を『M3セット法Var.2 タイプ2』の一区切りとしています。種目群D,E,Fを組んで、同じ要領で二区切り目に突入しても良いです。

 

※1:機械的張力の実施順

「機械的張力」として割り当てた『高重量の反復』は、できるだけ高重量を扱って多くの筋繊維に張力を発生させたいので、1セット目に実施します。

 

※2:機械的張力でセット数を増やす

4セット以上実施で、そのセット構成を機械的張力2セット以上にする場合は、機械的張力セットを先に終わらせます。理由は※1と同じです。

 

※3:代謝ストレスと筋損傷の実施順

上図では、代謝ストレス→筋損傷の順でセットを進める表記にしていますが、順不同で構いません。私の場合は、パンプさせた筋肉に伸張刺激を与える行い方を好むので、代謝ストレス→筋損傷の順でセットを進めることが多いです。

 

<実施バリエーション3,4>

<実施バリエーション5>

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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