18章練習問題

問題①

妊娠中にエクササイズを行なう事で起こりうる影響として、妥当なものを3つ選べ。

 

A:妊娠中の腰痛軽減

B:分娩時間の延長

C:高体温による胎児仮死の可能性

D:妊娠性糖尿病の予防

E:妊娠中の体重増加の促進

F:出産時の胎児の高体重化

 

問題②

次の( )に入る最も妥当な数値を記入せよ。

 

エクササイズは妊娠(①)週から始めて、(②)週までで終える位が望ましい。

 

問題③

仰臥位でのエクササイズは何ヶ月目以降から避けるべきか?

 

問題④

妊娠中における有酸素性運動の強度設定について、薦められるものを2つ選べ。

 

A:トークテスト

B:血圧

C:主観的運動強度

D:心拍数

 

問題⑤

妊娠中期でのエクササイズとして、妥当なものには〇、妥当ではないものには✕を記入せよ。

 

(1)大胸筋の強化

A:ワイドグリップベンチプレス

B:バーチカルチェストプレス

C:ペックデック

D:ダンベルフライ

 

(2)上腕三頭筋

A:

トライセプスプレスダウン

B:

オーバーヘッドトライセプスエクステンション

C:

ライイングトライセプスエクステンション

D:

トライセプスプッシュアウェイ

 

(3)広背筋

A:ラットプルダウン

B:プルオーバー

C:シーテッドロー

D:ワンハンドロウ

 

(4)腹直筋

A:クランチ

B:足を固定しないシットアップ

C:ハイプーリーでケーブルクランチ

D:キャットエクササイズ

 

問題⑥

平常時と比較した妊娠時での身体の特徴およびエクササイズの注意点として、妥当なものには〇、妥当ではないものには✕を記入せよ。

 

A:

関節の安定性が高まっている。

B:

ストレッチングにおいては、伸ばし過ぎになりやすいので注意が必要である。

C:

レジスタンストレーニングにおいては、関節可動域を最大限に行なうよう心掛ける。

D:

レジスタンストレーニングにおいては、バルサルバ法を用いないこと。

E:

スクワットにおいては、バーベルよりもスミスマシンを用いた方が安全である。

 

問題⑦

身長163cm、体重52kgの健康な23歳の女性のクライアントが、初回の面談の際、最近妊娠している事が解ったと告げた。パーソナルトレーナーがこのクライアントに最初に勧めるべき事は次のうちどれか?

 

A:

面談を続ける

B:

体力目標についての話し合い

C:

ベースラインを決定する為の体力テストの実施。

D:

医師への相談

 

問題⑧

妊娠しているクライアントに起こる、体重増加に伴うパフォーマンスの変化はどれか?

 

A:

体重負荷のかからない活動でのパフォーマンス低下

B:

体重負荷のかからない活動でのパフォーマンス向上

C:

体重負荷のかかる活動でのパフォーマンス低下

D:

体重負荷のかかる活動でのパフォーマンス向上

 

問題⑨

高齢者の特徴について、次の問いに答えよ。

 

(1)加齢による影響として、正しいものには〇、誤っているものには✕を記入せよ。

A:除脂肪体重の減少

B:骨密度の低下

C:基礎代謝量の低下

D:最大酸素摂取量の低下

E:柔軟性の低下

F:椎間板強度の低下

 

(2)次の中で、加齢による低下が最も顕著なものを選べ。

A:垂直跳び

B:最大酸素摂取量

C:チェストプレスでのエキセントリックな筋力

 

問題⑩

青少年のトレーニングについての説明として、妥当ではないものは次のうちどれか?

 

A:

モチベーションの維持が重要である

B:

テストステロンの分泌量が少ない為、身体組成の改善は望めない

C:

種目に関しては、特に成人と違いはない

D:

子供10人程度に対して1人の監督者が必要である

 

 

 

解答

問題①

A・C・D

 

問題②

①15

②35

 

問題③

4ヶ月目以降

 

問題④

(1)

A:✕

B:〇

C:〇

D:✕

 

【解説】

妊娠中期は仰臥位エクササイズを避けるべきなので、仰臥位エクササイズ①と④は✕、シーテッド(座位)エクササイズの②と③は〇になる。

 

(2)

A:〇

B:〇

C:✕

D:〇

 

【解説】

妊娠中期は仰臥位エクササイズを避けるべきなので、仰臥位エクササイズ③は✕。他のエクササイズは立位や座位、四つ這いなどで行なうので〇になる。

④のトライセプスプッシュアウェイとはダンベルキックバックのこと。

 

(3)

A:〇

B:✕

C:〇

D:〇

 

【解説】

妊娠中期は仰臥位エクササイズを避けるべきなので、仰臥位エクササイズ②は✕。他のエクササイズは座位、四つ這いなどで行なうので〇になる。

 

(4)

A:✕

B:✕

C:〇

D:〇

 

【解説】

妊娠中期は仰臥位エクササイズを避けるべきなので、仰臥位エクササイズ①と②は✕。他のエクササイズは立位や座位、四つ這いなで行なうので〇になる。

④のキャットエクササイズとは四つ這いで行なうエクササイズ。

 

問題⑥

A:✕

B:〇

C:✕

D:〇

E:〇

 

【解説】

妊娠中は関節が弛緩するので①は✕、②は〇、③は✕となる。

④はバルサルバ法の呼吸によって血圧上昇や腹部圧迫が生じるので〇。

⑤は妊娠により身体重心が変化するので安定したマシンエクササイズの方が望ましい。よって⑤は〇。

 

問題⑦

D

 

問題⑧

C

 

問題⑨

(1)

A:〇

B:〇

C:〇

D:〇

E:〇

F:〇

 

(2)

A

 

【解説】

(2)について

有酸素性能力や上半身の筋力も低下するが、最も顕著に低下するのが下半身の筋力なのでAが正解。

ちなみに、エキセントリック収縮力よりコンセントリック収縮力の方が顕著に低下する。

 

問題⑩

B

 

【解説】

テストステロンの分泌量が少ないので筋肥大の程度は小さいが、全くしないわけではないのでBが正解。

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