久しぶりに妻の事を書いてみようと思います。
私と結婚した頃、筋トレには全く興味がなかった妻。
ですが筋トレ馬鹿の私と日々生活していく中で少しづつ筋トレに興味を持ち始め、2016年頃に『運動』を開始します。取り入れた運動は自体重を利用したサーキット式の全身運動。
私はフル活用され、メニュー立案から付きっきりパーソナルトレーニングまで強いられました。
心拍数を測りながら全身をダイナミックに動かすメニューだったので自宅部屋ではできず、選んだ運動場所は公園です、しかも夜に。(笑)
ストップウォッチ、心拍計、タオルを持って夜な夜な公園に向かう日々。。。よくやってたなと思います。(笑)
そんな妻が、コンテス観戦を切っ掛けに本格的な筋トレを開始します。
モチベーションのアップダウンはあれ、それ以降は定期的にトレーニングを続けていた妻ですが、気が付けばここ1年ほどは、習慣的なトレーニングでジムに行く事がなくなってしまいました。私のブログ記事に必要な写真を撮りに行くのが主でした。
コロナが始まって以来、皆さん全部を口には出しませんが、大変な事が続いていると思います。
私の妻も、特にこの1年はコロナストレスからかテンションが下がり、ぐうたらな張り合いの無い日々を過ごしており、自分のカラダに目を向ける余裕はなかったと思います。
本人はトレーニングをしたいという気持ちは持っているので、ジムへ行く努力はしておりましたが、なかなか継続するまでに至りませんでした。
気持ちが整わないときにボディメイクのモチベーションを上げるのがどれほど困難か、もちろん私は痛いほど理解しております。
またやる気が出てきたら、やればいいだけです。やれていない自分を責める事なく受け入れ、ふつふつと湧いてくるトレーニング欲を待てばいいんです。
特に妻は、女性としてはかなりハードな筋トレを何年もやりこんでいますので、たとえ崩れても、いちからのボディメイクと比べれば早く戻るでしょう。(いわゆるマッスルメモリーです。専門的に言えば筋核が増えているからです。)
『トレーニングに行くからついてきて』
今年の札幌の大雪もようやく溶けた頃、久しぶりに妻からの依頼がありました。
あまりに運動不足すぎて、血行不良が悪化して、倦怠感がすごいから動いてみる・・・
そのような動機でした。
たしかに筋トレには内分泌による気持ちの上向きや体液循環の向上など、心身を整える作用があります。
もちろんリハビリです。
初心者の頃にやっていたようなメニューを「なつかしい」と笑いながら行う程度。
それでも「だいぶ心もスッキリした、筋トレしてよかった」と効果を感じていた妻ですが、最後に鏡の前で一言、『体重増えてないのに』と非常に不満気な表情を浮かべていたのが印象的でした。
妻はストレスが溜まったら食べて発散するタイプで、量を食べる日もありますし、結構ジャンキーなものも食べております。
ただ、過去に自分の食生活と徹底的に向き合った経験があり、食事をコントロールする術を持っているため、この1年『体重は』あまり変えずにやってこれたそうです。
(あっ、全然細身ではありません。)
しかし、久しぶりにレギンスを履いた自分の脚を見て妻は、『ケツの垂れた、ただのおばはん(妻、関西人)』だと怒っており、1年間しっかり筋トレをしなかったツケは大きいと、嘆いておりました。
そりゃそうでしょうよと感じました。
ここで正直にいいますが、トレ復帰初日に見たレギンス姿、そのだらしない下半身ラインに『えっ、やばっ』と思い一瞬絶句してしまいました。(笑)
それを瞬時に察し、『えっ、何、ナニ?』と妻から訊かれましたが、妻の機嫌が悪くなるのは本望ではないので、口には出しませんでした。(笑)
しばらく葛藤して、心の整理をつけたのだと思います。
トレーニングを本格的に再開する事を、ついに妻が決意しました。
『痩せなくてもいいけど、ケツが垂れたおばさんは嫌だ。気持ちは若いけど、私はもうアラフォー』との事です。
人生いろいろ大変だけど、お尻を垂らさないことも人生の重要項目だそうです。
現在は週2回ほど、一緒にトレーニングを行っています。
まだまだ、以前のトレーニング強度には戻っていません。
ブランクが1年ほどあることと、以前の妻のトレーニング強度がかなり高かったこともあり、元に戻すにはもう少し時間がかかりそうです。
リハビリメニューで組みましたが、思ったよりも早く酸欠になってしまいトレーニング中にあくびを頻発したり、筋肉痛が思ったよりも強く出たりしているので、適正強度を試行錯誤しながらメニュー修正を行っています。
半年ぐらいは時間がかかると考えています。
本人にとっては、相当長く感じると思いますが、焦らず続けてもらえるように私もサポート頑張ります。
トレーニング強度が戻ってくれば、筋肉量や体の質感も戻ってきます。
焦らず、その変化や過程を楽しみながら頑張って欲しいと思っています。