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【筋トレ】腕特化型筋肥大トレーニングについて~R-SDM活用編~

 

ボディメイク専門 札幌パーソナルトレーナーZeal-Kの長崎健太です。

 

本日は、協働筋先行脱落時短法(R-SDM)を活用した腕特化型の筋肥大トレーニングを備忘録として残します。何かの参考になれば嬉しいです。

 

腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)の筋肥大促進が期待できるトレーニングとして、IFBBプロJohn Jewett氏考案の『体幹 / 四肢分割トレーニング』を過去記事で紹介しました。

 

これに感化され、これまた過去記事で紹介したトレ手法『協働筋先行脱落時短法(以下R-SDM)』を活用し、腕用プログラムを組んでみました。このトレーニング手法は腕との相性が良いので、腕特化型のプログラムにはおあつらえ向きです。

 

このプログラムは腕特化型ではありますが、他部位への刺激が疎かになる様な組み方はしていません。ですので、腕の筋肥大を促進しつつ、他部位の肥大も狙っていく想定です。

 

組んだR-SDM腕特化型プログラムは、組んだだけで十分な試用期間を経ていません。現在進行中ですが、感触は良いです。たたき台レベルの内容ですが、完成させるための個人的な備忘録として記事にします。

 

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復習:協働筋先行脱落時短法(R-SDM)とは?

 

R-SDMについて復習しておきます。R-SDMは2つの筋肉を同時に刺激できます。2バージョンあり、それらの構成は以下となっています。↓

 

<R-SDM Ver.1のセット構成>

以下を1セットと定義する。

単関節種目(筋①)

⇩20秒以内

多関節種目(協:筋① 主:筋②)

⇩1分休息

単関節種目(筋②)

 

<R-SDM Ver.2のセット構成>

以下を1セットと定義する。

単関節種目(筋②)

⇩30~60秒休息

単関節種目(筋①)

⇩20秒以内

多関節種目(協:筋① 主:筋②)

 

上記の筋①筋②は多関節種目の協働筋主働筋の関係にあります。

 

R-SDMの詳細はこちら。↓

<バージョン1&2の説明>

<バージョン1の具体例>

<バージョン2の具体例>

 

 

R-SDM腕特化型トレーニング

 

『R-SDM腕特化型トレーニング』は、PPL分割(Push , Pull , Leg分割)で進めて行きます。

 

Push系R-SDMトレーニングでは、上腕三頭筋を協働筋、胸・肩(前/側)を主働筋として構成します。

R-SDMバージョンと種目が異なる2パターンを用意します。

○Push系R-SDM構成A(肩後部1種目含)

○Push系R-SDM構成B(四頭1種目含)

肩後部と脚への刺激量を補足する目的で、肩後部用1種目を構成Aに、四頭筋用1種目を構成Bに割り当てています。

 

Pull系R-SDMトレーニングでは、上腕二頭筋を協働筋、広背筋(及び大円筋)・僧帽筋を主働筋として構成します。

R-SDMバージョンと種目が異なる2パターンを用意します。

○Pull系R-SDM構成A(ハム1種目含)

○Pull系R-SDM構成B(肩後部1種目含)

脚と肩後部への刺激量を補足する目的で、ハム用1種目を構成Aに、肩後部用1種目を構成Bに割り当てています。

 

Leg系R-SDMトレーニングでは、大臀筋を協働筋、大腿四頭筋・ハムを主働筋として構成します。1パターンのみで『Leg系R-SDM構成』を用意します。

 

用意した5つの構成(Push系A,Push系B,Pull系A,Pull系B,Leg系)を週5回のトレーニングに割り当て、腕が高ボリュームで刺激される構成にしています。

 

週間ルーティン

用意したR-SDM構成5パターンを、休息日を挟みながら週5回のトレーニングに割り当てます。参考例は以下です。↓

 

 

上記の週間ルーティン及び以降に示すR-SDM構成により、全部位(胸・肩・背・腕・脚)は週2回刺激されることになりますが、腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)は他部位に比べて約2倍のボリュームをこなすことになります。

 

各R-SDMの構成

用意するR-SDM構成の5パターンは以下となっています。

 

Push系R-SDM構成A

基本的には以下の順で実施。但し、弱い部位があれば、それを先に実施する。

🔴胸・上腕三頭筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(上腕三頭筋)A1

⇩20秒以内

多関節種目(主:胸 協:三頭)A

⇩1分休息

単関節種目(胸)A

🔴肩(前/側)・上腕三頭筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(上腕三頭筋)A2

⇩20秒以内

多関節種目(主:肩前側 協:三頭)A

⇩1分休息

単関節種目(肩前側)A

🔴肩後部

単関節種目(肩後)Aを1種目のみ3セット実施(セット間休息1分30秒~2分)。

 

Pull系R-SDM構成A

基本的には以下の順で実施。但し、弱い部位があれば、それを先に実施する。

🔴広背筋/大円筋・上腕二頭筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(上腕二頭筋)A1

⇩20秒以内

多関節種目(主:広/大 協:二頭)A

⇩1分休息

単関節種目(広背筋/大円筋)A

🔴僧帽筋・上腕二頭筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(上腕二頭筋)A2

⇩20秒以内

多関節種目(主:僧 協:二頭)A

⇩1分休息

単関節種目(僧帽筋)A

🔴ハムストリングス

単関節種目(ハム)Aを1種目のみ4セット実施(セット間休息2分程度)。

 

Push系R-SDM構成B

基本的には以下の順で実施。但し、弱い部位があれば、それを先に実施する。

🔴胸・上腕三頭筋

R-SDMバージョン2で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(胸)B

⇩30秒~1分休息

単関節種目(上腕三頭筋)B1

⇩20秒以内

多関節種目(主:胸 協:三頭)B

🔴肩(前/側)・上腕三頭筋

R-SDMバージョン2で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(肩前側)B

⇩30秒~1分休息

単関節種目(上腕三頭筋)B2

⇩20秒以内

多関節種目(主:肩前側 協:三頭)B

🔴大腿四頭筋

単関節種目(四頭)Bを1種目のみ4セット実施(セット間休息2分程度)。又は、多関節種目(四頭)Bを1種目のみ4セット実施(セット間休息3分以上)。

 

Pull系R-SDM構成B

基本的には以下の順で実施。但し、弱い部位があれば、それを先に実施する。

🔴僧帽筋・上腕二頭筋

R-SDMバージョン2で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(僧帽筋)B

⇩30秒~1分休息

単関節種目(上腕二頭筋)B1

⇩20秒以内

多関節種目(主:僧 協:二頭)B

🔴広背筋/大円筋・上腕二頭筋

R-SDMバージョン2で構成。以下を4セット実施(セット間休息2分以上)。

単関節種目(広背筋/大円筋)B

⇩30秒~1分休息

単関節種目(上腕二頭筋)B2

⇩20秒以内

多関節種目(主:広/大 協:二頭)B

🔴肩後部

単関節種目(肩後)Bを1種目のみ3セット実施(セット間休息1分30秒~2分)。

 

Leg系R-SDM構成

基本的には以下の順で実施。但し、ハムストリングスが弱ければ順を入れかえて実施する。

🔴大腿四頭筋・大臀筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息3分以上)。

単関節種目(大臀筋)C1

⇩20秒以内

多関節種目(主:四頭 協:臀筋)C

⇩1分休息

単関節種目(四頭)C

🔴ハム・大臀筋

R-SDMバージョン1で構成。以下を4セット実施(セット間休息3分以上)。

単関節種目(大臀筋)C2

⇩20秒以内

多関節種目(主:ハム 協:臀筋)C

⇩1分休息

単関節種目(ハム)C

 

構成内の種目例を本記事の末尾に纏めてあります。よろしければ、こちらのリンクからご参照下さい。

 

使用重量及び増やすタイミング

 

上記構成内の各種目における使用重量や、それを漸増するタイミングは以下のとおりです。↓

 

使用重量

単関節種目

単関節種目実施時点での10RM重量(限界反復10回の重量)。2セット目以降は、反復10回を下回らない様に重量調整。チューブを使用する場合、その強度はチューブ自体の強度又は長さで調整する。

多関節種目

多関節種目実施時点での10RM重量(限界反復10回の重量)。2セット目以降は、反復10回を下回らない様に重量調整。

 

使用重量増加タイミング

単関節種目A1,A2,B1,B2,C1,C2

  • 12回のFullレンジ反復ができ、かつ次に続く多関節種目のFullレンジ反復が12回できたセットは、次回トレ時に2kg程度増量する(チューブの場合は長さを適度に短くする)。
  • 上記が満足できなかったセットは、次回トレ時も同重量(チューブの場合、同長さ)のまま上記満足を目指す。

多関節種目

  • 12回のFullレンジ反復ができたセットは、次回トレ時に2kg程度増量する。
  • 12回のFullレンジ反復ができなかったセットは、次回トレ時も同重量のまま12回のFullレンジ反復を目指す。

単関節種目A,B,C

  • 12回のFullレンジ反復ができたセットは、次回トレ時に2kg程度増量する(チューブの場合は長さを適度に短くする)。
  • 12回のFullレンジ反復ができなかったセットは、次回トレ時も同重量(チューブの場合、同長さ)のまま12回のFullレンジ反復を目指す。

 

使用重量や反復回数が伸びて行かない場合は、ボリュームが多い可能性があるのでセット数などを減らして調整下さい。

 

実施期間

 

12週間。5週目と9週目は、慢性疲労低減目的で積極的休息weekにする。積極的休息として、血行を良くする程度の極軽度なトレーニングを週3~4程度行う。

 

このプログラムは腕に対するボリュームが多いので、期間限定で採用することが賢明だと考えます。

 

種目例について

種目例を紹介します。複数のマシンを使用して多角的な刺激を入れたいところですが、迷惑になるので、できるだけ同場所で行なえるエクササイズを選択しています。

 

 

Push系R-SDM構成Aの具体例

🔴胸・上腕三頭筋

<DB スカルクラッシャー>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕三頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<スミス・ベンチプレス>

Full⇨Partial両レンジで反復限界まで行い、大胸筋と上腕三頭筋を刺激する。

1分休息

<DBフライ>

Fullレンジで反復限界まで行い、大胸筋を刺激する。

戻る

 

🔴肩(前/側)・上腕三頭筋

<DB キックバック>

Fullレンジで反復限界+チーティング3回まで行い、上腕三頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<ハングクリーン&プレス>

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋(前・側)と上腕三頭筋を刺激する。

出典:A2チャンネル Barbell Hang Clean & Press

又は

<DB Uprightロウ & プレス> 

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋(前・側)と上腕三頭筋を刺激する。

出典:cassiesimon9244チャンネル DB Upright Row To Press

1分休息

<DB3方向レイズ>

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋(前・側)を刺激する。

出典:Jase Stuart - Better Body Academyチャンネル Side Laterals to Front Raise

戻る

 

🔴肩後部

<DBリアレイズ>

Full⇨Partial両レンジで反復限界まで行い、三角筋(後部)を刺激する。

戻る

 

Pull系R-SDM構成Aの具体

🔴広背筋/大円筋・上腕二頭筋

<DB ハンマーカール>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕二頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<ラットプルダウン>

Full⇨Partial両レンジで反復限界まで行い、広背筋・大円筋と上腕二頭筋を刺激する。

1分休息

<ローププルオーバー>

ラットプルダウンマシンにロープアタッチメントを装着して行う。Fullレンジで反復限界まで行い、広背筋・大円筋を刺激する。

戻る

 

🔴僧帽筋・上腕二頭筋

<Alternate Pinwheelカール>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕二頭筋を刺激する(事前疲労)。

出典:GetStrong.fitチャンネル Crossbody Hammer Curl

20秒以内に次種目を実施

<ベントオーバーロウ>

Fullレンジのストリクト⇨チーティングで反復限界まで行い、僧帽筋と上腕二頭筋を刺激する。

出典:DeltaBolicチャンネル The PERFECT Barbell Row

1分休息

<Kelsoシュラッグ>

Fullレンジで反復限界まで行い、僧帽筋を刺激する。

出典:All Strength Trainingチャンネル How to Do Dumbbell Kelso Shrugs | Perfect Form in 30 Seconds

戻る

 

🔴ハムストリングス

<Seatedレッグカール>

Full⇨Partial両レンジで反復限界まで行い、ハムを刺激する。

戻る

 

Push系R-SDM構成Bの具体例

🔴胸・上腕三頭筋

<Incline DBフライ>

Fullレンジで反復限界まで行い、大胸筋上部を刺激する。

30秒~1分休息

<DB フレンチプレス>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕三頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<スミスIncline Chestプレス>

Fullレンジで反復限界まで行い、大胸筋上部と上腕三頭筋を刺激する。

戻る

 

🔴肩・上腕三頭筋

<6方向DBレイズ>

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋(前・側)を刺激する。

出典:mountaindog1チャンネル 6 Ways

30秒~1分休息

<チューブTriceps Extension>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕三頭筋を刺激する(事前疲労)。

出典:Undersun Fitnessチャンネル Arms | How To Do Triceps Pushdowns with Resistance Bands

20秒以内に次種目を実施

<ミリタリープレス>

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋(前・側)と上腕三頭筋を刺激する。

出典:Testosterone Nationチャンネル Standing Military Press

戻る

 

🔴大腿四頭筋

<レッグエクステンション>

Fullレンジで反復限界まで行い、大腿四頭筋を刺激する。

又は

<ハックスクワット>

Fullレンジで反復限界まで行い、大腿四頭筋を刺激する。

戻る

 

Pull系R-SDM構成Bの具体例

🔴僧帽筋・上腕二頭筋

<Trapsリバースフライ>

Fullレンジで反復限界まで行い、僧帽筋を刺激する。

30秒~1分休息

<オルタネイトDB カール>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕二頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<フライマシンロウ>

Fullレンジで反復限界まで行い、僧帽筋を刺激する。

戻る

 

🔴広背筋/大円筋・上腕二頭筋

<DBプルオーバー>

Fullレンジで反復限界まで行い、広背筋/大円筋を刺激する。

30秒~1分休息

<バーベル カール>

Fullレンジで反復限界まで行い、上腕二頭筋を刺激する(事前疲労)。

20秒以内に次種目を実施

<チンアップ>

Full⇨Partial両レンジで反復限界まで行い、広背筋/大円筋を刺激する。

戻る

 

🔴肩後部

<マシンリバースフライ>

Fullレンジで反復限界まで行い、三角筋後部を刺激する。

戻る

 

Leg系R-SDM構成の具体例

🔴大腿四頭筋・大臀筋

<モンスターウォーク>

強パンプで歩行困難になるまで往復し(2.5m程度の3~4往復でそうなるチューブ強度)、大臀筋を刺激する(事前疲労)。

出典:E3 Rehab Exercise Libraryチャンネル Monster Walk (Band Around Feet)

20秒以内に次種目を実施

<レッグプレス>

Fullレンジで反復限界まで行い、大腿四頭筋と大臀筋を刺激する。

出典:Renaissance Periodizationチャンネル Leg Press

1分休息

<Reverseノルディックカール>

Fullレンジで反復限界まで行い、大腿四頭筋を刺激する。

出典:Testosterone Nationチャンネル Reverse Nordic

戻る

 

🔴ハム・大臀筋

<3wayチューブAbduction>

各角度で20回ずつ反復し(total60回で疲労困憊になるチューブ強度)、大臀筋を刺激する(事前疲労)。

出典:Booty Builderチャンネル Challenging Glute Abduction Burnout! (Workout finish by Hanna Oeberg)

20秒以内に次種目を実施

<ハム用ヒップスラスト>

Fullレンジで反復限界まで行い、ハムストリングスと大臀筋を刺激する。

出典:Critical Bench Compoundチャンネル How to do Hip Thrusts for Hamstrings

1分休息

<ノルディックカール>

実施可能なレンジ又はNegativeレップのみで限界まで行い、ハムストリングスを刺激する。

出典:QEDFitnessチャンネル The Best Nordic Curl Set-Up EVER

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<John Jewett式腕特化型トレ>

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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